確かに第一次世界経綸の破綻は、世界経綸を推し進める上でとても残念なことであり、現実世界の潮流にも大打撃を与えて行くことになるのですから、ある意味では人類の終末を迎えるが如くの様相を呈し、欧米を中心とした世界の権力構造は破綻し、末世的世界潮流となるでしょう。
破綻し再生不能となった主要経綸国の権力体制はいずれ崩壊して行く運命でありますから、現行の体制には触れずに、天の法に適った新しい国体モデルを環太平洋圏をベースに創生して行くこと、これが第二次世界経綸の目指す方向であり、それはまた国連に替わる新しい地球連邦の誕生を意味しているのです。
世界経綸の担い手には日本人が多いのです。これは元々日本が神国として機能すべき世界経綸上の役割りがあったからであり、然しながら第一次世界経綸の破綻による日本=神国の失墜により、私たち世界経綸を担う日本人は国を追われた民族のような立場にあるのですね。形としての日本国はありましても、残念ながらその国の魂は既に失われているのです。ですから天の法に適った新しい国の雛型を新しく国内外に創り上げて行く、これが世界経綸を担う者たちに託された願いですね。
フランシスコ