これは、水面下で準備をして来たフランシスコの力量不足によるものが多く、また多くの国内外の覚者たちが天の時を知りながら旧路線を自ら転換することが出来ず、再び天意に背いてしまう悲しみの歴史を繰り返す結果となったのです。世界支配体制の殆どの指導者たちは男性でしたから、自らの欲を越えて富と権力を手放すことは出来なかったのですね。
今回のことは、新しい世界経綸における最大のチャンスであり、短期間のうちに一気に内外の基盤を作ることで、皆さんにはご苦労をかける必要も最小限に留めて、のびのびと創造に満ちた世界経綸を推進できたはずでした。
今回の出来事で、この2006年から2012年までの7年間に国を動かしていく現実の基盤をつくる期間を最長20年に延長せざるを得なくなりました。過去の 2000年歴史で出来なかった霊的鋳型を短期間のうちに再度構築し、今後、ゼロから新しい内外の基盤を築いて行くことになるのですが、計画そのもののについては大きな変化は無く、但し地球霊界とシャンバラの神々の救いへの期待が一手に神の子たちの双肩にかけられて行く、そんな責任ある神の子の立場に立つことになるということです。
今まで旧世界経綸の先頭を担っていた指導者たちを一軍とすれば、私達は二軍の立場であるのですが、今回一軍がその責任を果たせない今、私達神の子たちは、急遽一軍の立場に立ちながら世界経綸を推し進めて行くことになるのです。
今回の失敗は、過去の歴史を観ればある程度予測が出来ていたことでもあり、そのために連合体は先んじて2005年7月1日に新しい計画をゼロから推進するためにフランシスコを立てて準備に入ったのです。連合体は、今まで旧路線の失敗を予想して準備を進めていたと言うことです。
ですから私たちが成して行く基本計画に大きな変化は無く、但し内外の具体的な推進基盤を築いて行くための期間は延長せざるを得なくなり、だからこそ神の子たちの内外共の成長進化が急がれる正念場を迎えてしまったのですね。
不足の多い私たちを導き育みながら計画を推進していかなければならないヤハウェ連合体の立場を思いますと、とても申し訳ない気持ちで胸が一杯になるのですが、しかしながらヤハウェ連合体は、このような一握りの数少ない神の子たちの群れに頼らざるを得ない立場であることを思いますと、改めて「ヤハウェ連合体が背負う重荷を私たち神の子に背負わせて下さい。」と心の底から祈らざるを得ないのです。
フランシスコは、後に下がることは致しません。ただ黙々と前進あるのみです。どうぞ皆様方におきましても、天のご苦労を共に背負うことの出来る神の子として、改めて天に祈り決意して頂きたく、心からお願い申し上げます。
感謝合掌 2008.9.11 フランシスコ